










花梨の一枚板 サークルカットのサイドテーブル①
¥24,000 税込
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樹皮を持つ花梨(カリン)の一枚板でサイドテーブルを製作しました。
天板があまりに小さすぎると使い勝手が悪いサイドテーブルになります。
このテーブルは雰囲気を第一に考えつつもあくまで機能的なテーブルとして、サイズを考慮して製作してみました。
数ある銘木の中で色に特徴をもつ樹種が幾つかあります。黒檀(コクタン)の黒、ゼブラウッドは縞模様、国産では櫨(ハゼ)や漆(ウルシ)の黄色など。
そして花梨はローズウッドやブビンガ等とならび赤色を代表する銘木です。
強い赤色を持つ樹種はどれも重厚で緻密な様に思います。本材の花梨も強靭で木目は繊細、硬度が非常に高く磨くと自然な艶が出ます。硬く虫も入れなかったのでしょう、虫食いも全くありません。
大木へと成長しますが直立する木ではないため大きな材を取る事が難しい花梨。その四角く大きな板をサークルカットしました。現代の暮らしに馴染むよう加工することで、軽く取り入れ易いサイドテーブルになっていれば嬉しいです。見ての通り一部に樹皮を残しています。特別な板を使っている事を感じて頂きつつ、観葉植物を飾ったりコーヒーテーブルとして日常の中で気兼ねなく活躍させてくだされば製作者冥利に尽きます。
天板にはガラス塗装で高い撥水性・防汚性を備えています。
塗装工程にもこだわっています。テーブルトップは研磨して平滑にするのですが、研磨紙には目の細かさを表す粒度という単位があり番号が大きくなるほど目は細かくなります。
樹種や製材方法などによって塗装前の研磨粒度を調整しますが基本的に使用するのは#800まで。たまに『なぜ研磨粒度を#1000#2000まであげないの?』とご質問いただくのですが、とても簡単に言えば理由はふたつで
①板の表面が傷などに弱くなる
②浸透性の塗料がきちんと浸透しなくなる
と言う理由からです。
①については少し不思議な感じもしますが検証データが示す事柄で、例えば床材に使用する無垢板には一般的に研磨粒度#120位が推奨されています。研磨粒度を上げすぎると弱くなるからです。
②については作業経験がある方ならピンとくるかも知れません。塗料の吸い込み量が激減します。特にケヤキ、トチ、クスなどの広葉樹は材自体が硬いためそれは顕著です。
#1000や#2000まで磨けば浸透する塗料は激減し、しっかりと塗料が浸透していないため本来の性能は得られません。また最初こそ効果があるようでも撥水性・防汚性低下の早まりも明白です。
各塗料メーカーが推奨する研磨粒度は#240〜高くても#800程度。そこを基本に、データやノウハウから樹種に応じて適切な研磨粒度を選定し丁寧に仕上げています。
こだわりが散りばめられたカラバのテーブルです。
長くお使いいただけると思います。
樹種 花梨
サイズ
たて 22cm
よこ 23.5cm
天板厚み 2.5cm
全高 53.5cm
(±5mm程度の誤差はご容赦ください)
使用にあたっての注意
テーブルとしてのみご使用ください。
想定以上の荷重がかかると破損および事故につながる可能性があります。
樹皮の加工について
作者の価値観により意図的に樹皮部分の加工を最小限に留めています。その上で必要な防汚措置を施していますが不自然にならない様にあえて残してある凹凸などがあります。取り扱いにはご注意ください。
各部の塗装について
テーブル天板には最高級の浸透性ガラス塗装を施しています。表面に膜を作らず、木の手触りはそのままに高い撥水性、防汚性を備えています。国内で開発・製造され、木製の食器等に使用される極めて安全性の高い加工です。そして仕上げにドイツ製植物性オイル塗装を施しております。環境最先進国ドイツであらゆる安全性を認められ乳幼児の玩具等への塗装に使用できる植物性オイルを使用しています。
テーブルとの付き合い方やライフスタイル・樹種などによってメンテナンス方法も異なるものと思います。お気軽にご相談ください。
経年による変化について
ウレタンやレジンの膜で覆ってしまえば変化を小さくする事は可能ですが、カラバではその様な加工は行なっていません。ご購入後に変形する可能性があることをご理解の上ご検討ください。
最高の銘木です。
長い年月を経て変化・変形が起きても十分お使いいただけます。
有償の補修加工も承っております。
天板につきましてウレタンやレジンの塗膜と違いご自身で出来る修繕の方法もございます。
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